[第5回 Foreign Affairsを読む会]
(2001/05/24)


第5回「Foreign Affairsを読む会」が5月24日(木)に一橋大学国際企業戦略科7階会議室で開催されました。今回の幹事は網倉さん(7期)で、テキストは「Digitally Empowered Development」と「The Knowledge Gap」と言う、先進国と途上国との間で問題となっている“デジタルデバイド”の問題を取り上げた二つの論文でした。

ICT(Infomation Communication Technology)の進歩がここ10年間の経済発展とグローバル化を進行させている中で、先進国と途上国との経済格差は拡大しているが、民間の力をベースにICTを上手く活用していけば貧困国の問題解決が出来ると言うのが前者の基本的立場であり、そう簡単には行かず、ICTの発達を含めた知識革命はむしろ格差を拡大する、とするのが後者論者の立場です。

どちらかと言えば楽観論には組し難い、と言うのが今回参加者の感想ではないかと勝手に想像していますが、時間の制約から十分な議論が出来なかったのは惜しまれます。

しかし、何時もの事ですが、網倉さんが明快かつ詳細な論文解説に加えて、沖縄サミットで森前首相が提唱した途上国のIT化支援に関する沖縄憲章とDot Force(Digital oppotunity task force)の現状や、日本が約束した150億ドルの支援、更には7月のジェノバサミットでの課題についてまで解説をして下さり、これにより参加者のデジタルデバイドに関する知識は現実の関心に変わって行ったのではないかと思います。

今回の参加者は当日都合が悪くなった方が居られたため9名でしたが、菅野さんのお陰で良い開催場所を確保していただいているお陰で、竹内先生、石倉先生にもお顔を出していただけました。

終了後は何時もどおり如水会館内のレストランで1時間ほど食事と歓談をし、散会となりました。

次回は私(小川)が幹事となりますが、開催日は9月か10月、テキストは開催日の1ヶ月程度前までには連絡する予定です。

報告者 小川哲夫(7期)
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