[第7回 Foreign Affairsを読む会]
(2002/01/22)


2002年1月22日に第7回「FAを読む会」が開催されました。
簡単に報告させていただきます。

今回は、FA Nov/Dec 2001年号の特集「9/11 & After」の四論文中から二つ:「The Sentry’s Solitude」by Foud Ajamiと「Afghanistan,Graveyard of Empires」byMilton Bearden:を選んで見ました。両方とも、テロ対策でAfghanistanに侵攻した米国に対する警告と忠告です。図らずも今回の会合当日が、Afghanistan復興支援会議が東京で開催された日に当たり、意見交換も熱のこもったものとなりました。

幹事役をお引受した私自身、アラブ−イスラムの知識は殆どないため、F. Ajami氏の論文には、正直言って苦労しました。正月休みの間、ビール片手にボケ防止を兼ねて挑戦し、何とか翻訳と参考資料の準備を終えましたが、誤訳や誤解(当日2〜3ご指摘を頂きました)もあったと思います。ご容赦下さい。

3人のゲスト出席の方々を含め11名の出席でしたが、中東駐在経験をお持ちの方が数名おられ、実体験に基いた貴重なお話や、イスラム教・その文化習慣・社会生活及びテロ問題と話題の尽きぬ2時間でした。

世界の宗教で第2位の人口を持つイスラム教社会(約11億5千万人:第1位がキリスト教で約19億7千万人とのこと)と自由主義社会が今後どう付合い共存出来るかは、益々大きな課題となると思われます。Ajami氏によると、Arab-Muslimのテロリスト達は、欧米社会とその生活に惹かれつつ、その行動様式(特に、アラブでのアメリカのプレゼンスに)を憎悪しているとのことであり、9・11のテロは、イスラエル−パレスチナ紛争とは別で、Arab-Muslim社会に存在する根深い問題から来ていると指摘しています。

Afghan復興問題のみならず、この世界での動きから目を離すことが出来なくなってきたことを強く感じました。

第7回 Foreign Affairsを読む会の参加者。


報告者 松原 祥五 (13期)
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