[第12回目FA研究会]
(2003/09/09)



 第12回目の「Foreign Affairs 研究会」が下記のように開催されました。

(日時)9月9日(木)18:30-20:30
(場所)学術総合センター 7階ICSセミナールーム
(テーマ)北朝鮮を中心とした米国とアジアの関係―前回の議論の継続―
(教材)「Adjusting to the New Asia」by Morton Abramowitz and Stephen Bosworth
                               <2003年7・8月号>
(参加者)15名

 第11回のとき、参加者の中で最年少だったこともあって進行役を引き受けましたが、あまりにも難しいテーマだったため悩みました。ただ実際当日になって見ると、たくさんの方々が参加され、進行役など不要なほど活発な議論をしていただきました。
 北朝鮮問題はその後も大きな進展を見ていませんし、ジャーナリズムでも活発な議論が続いています。ただその議論の大半が、無意識的にしろ、ナショナリズムを煽るだけの結果となっていないか、と危惧いたします。
 当日も「拉致問題をどう考えるか?」「核開発問題をどう考えるべきか?」「金正日体制をどう考えるべきか?」「アメリカの立場をどう考えるべきか?」「日本は何をすべきか?」等々議論いたしましたが、具体的な話になればなるほど頭を抱えるしかない、と言うのが実態だったような気がします。
 このような問題は、結局原点にもどって考えるしかないのかも知れません。例えば、「拉致問題はどういう状態になれば解決といえるのか?」「拉致問題と人権問題はどこが同じでどこがちがうのか?」「核保有をしていい国とだめな国は誰が決めるのか?」「朝鮮半島の3年後、5年後、10年後のあるべき姿は?」「日本は朝鮮半島に対してどのような形で貢献できるのか?」等々について十分な議論とコンセンサスが必要であると思われます。
 いずれにしても、進行役を引き受けてから関係書をひたすら読み、勉強させていただきました。このような機会が与えられなければこの問題をここまで考えることはなかったと思います。その意味でもメンバーの皆さんに深く感謝したいと思います。
 なお次回は12月16日(火)の予定で網倉さん(7期)が担当されます。



参加者の皆さん。


報告者 酒井 信昭(19期)
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