第22話 (3.14.2005)
「確定申告」


初めて自分で確定申告に行きました。
締め切りが明日であることから
かなりの人達が見えていました。

江戸川税務署の平井派出所が私の行った場所ですが、
車椅子用の駐車場が用意されており助かりました。

列に並んだ後、
確定申告の用紙へ
係員の方のアドバイスを受けながら記入をし、
その後、再び列に並び
コンピュータへ申告内容をインプットし、
アウトプットの用紙と確証を添えて、
窓口へ提出し一連の作業の終了となりました。

この間、一時間半。

初めての私には、
この一連の作業にかなりの無駄が介在していると思いました。
何回か既に経験のある家内は無駄を感じなかったようですが。

以下に「何に無駄を感じたか」を記述いたします。
ただし、私の場合は収入の部は「給与と年金」、
支出は「社会保険・生命保険」のみ。
加えるとしたら医療費控除の申請だけです。

【無駄その一】

申請用紙は二種類渡されました。
一つは申請内容を手書きで記入するもの(以降Aと記述します)。

もう一つはコンピュータへのインプット用紙で、
同用紙の冒頭に
住所と氏名を記入するだけのもの(以降Bと記述します)。

一連の作業終了後判明した無駄は、
Aの用紙を廃止し、Bへ記入すれば良い。
(要は用紙を二種類作る必要は無いということです。)
Bを見ながら、コンピュータへインプットすれば良い。

アウトプット用紙は
コンピュータの横に
新規のB用紙を相当部数置いて置けばよい。

付記:私は自分でせずに係員にインプットをお願いしました。

同係員は、私が記入したAをみずに
添付した確証をみながらインプットをしていました。
  何の為にAに記入したのか、理解できません。

【無駄その二】

コンピュータへのインプットは
一般的には申告者がしていました。
申告者一人ひとりには
係員(アルバイトということが後ほど判明)が付き添っており
一画面ごとに
係員が申告者にインプット方法を教えていました。

慣れない申告者は
インプット方法を間違えがちで、
その都度係員が修正を加えていました。

何の為に申告者がインプットせねばならないのか?
係員が申告者に代わってインプットした方が間違いなく、
且つ早いのは自明の理。
申告者はアウトプットされた用紙と、
自分が記述したBの内容とを照合すれば良い。

このことを
私の代わりにインプットしてくれた係員に質問したら、
あいた口が塞がらない答えが返ってきました。

「確定申告は個人の問題です。
従い、インプットは本人がなされるのが本筋です。
将来は全て、確定申告はコンピュータへ、
インプットすることになります。
今はその過渡期です。」

将来は、
役所関係の申請は全てコンピュータ化される計画くらいは
かっての商売がら百も承知。
しかし、その時は
現在使用している特殊画面・特殊コンピュータではなく、
一般のパソコンからのインプットとなる。

特殊なインプット方法に慣れても
将来何の糧にもなりません。
いたずらに人件費を浪費し、
また申告者の時間を浪費している
としか言いようがありません。

【無駄その三】

コンピュータの画面を見て驚きました。
アウトプット用紙とは似ても似つかない画面なのです。
一体誰がこのソフトを開発したのか?

全くユーザーフレンドリーではありません。
銀行のキャッシュマシンは
誰でもが操作し易いようにソフト面で
工夫がなされています。

キャッシュマシンに限らず、
ソフト開発者は使用者が使いやすいように、
間違いが少ないように腐心して作るものです。

このソフトは民間会社でしたら採用しません。
商品とは言えない代物です。

このソフト開発も
税金を投入して作ったものです。
日本は世界に冠たる経済大国です。

国のGDPはアメリカについでNO.2.
国の経常収支はダントツのNO.1.にもかかわらず、
国家予算82兆円の44%が借金(国債)で
賄っているお寒い現状。

いわば、民間の労働者達がせっせと稼いだお金を
本当に有効に使っているのだろうか?

消費税率が欧米諸国より低いから
率を上げるとの論議がなされています。

もっとその前に
国家・地方公務員の意識改革を行い、
これまでの全経費を半分にする
ことをまずやってはどうかと、
久しぶりに憤慨しました。

また、消費税率論は率の論議の前に、
消費税の絶対額を欧米諸国と比較する
必要があります。

米国よりは少ないと思いますが、
欧州諸国との比較ではどうでしょうか?

率の論議にのみ終始するのは危険です。

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