第28話 (5.11.2005)
「新幹線の身障者用サービス」


4月25日、兵庫県尼崎市の
JR福知山線で起こった快速電車脱線転覆事故は
連日メディアを賑わしていますが、
今回は新幹線のサービスについて記述いたします。

5月1日より4日までJR新幹線を利用して
広島まで家族旅行をしてきました。
次女が広島在住となった4年前より
毎年数回広島へでかけています。

これまで飛行機で東京・広島を往復しておりましたが、
ヒョンなことから東海道・山陽新幹線には
身障者対応座席が用意されていることを知りました。

座席数は決して多くはなく、
かつ連休中とのことでしたので
一ヶ月前の指定席発売日に
家内が午前6時半に平井駅窓口に並び
座席を確保しました。

初めての試みでありましたので
内心若干心配ではありましたが、
身障者への対応がかなり進んでいることに感心しました。

自宅から東京駅八重洲中央口までタクシーで行き、
新幹線の改札口へ車椅子で向かいました。
同改札口からは駅職員の方が車椅子を押し、
列車登場口までエレベーターを利用し案内をしてくれました。

列車内の座席は
3座席横並びの内の通路側の1座席が外されており、
その場所にそっくり車椅子が入るようになっています。

そのまま車椅子で最終駅まで行くも良し、
残った2座席へ移るも良し、の選択ができます。

その座席は
車両に備え付けられているトイレに最も近い位置にあります。
またトイレそのものも
車椅子用トイレとなっております。

広島駅へは東京駅より事前に連絡がなされていて
広島駅到着時には駅職員の方が列車乗降口に待機されており、
改札口まで車椅子を押し案内してくれました。
飛行機に比べて座席がユッタリしていることと、
座席の背もたれがかなり後ろに倒れること、
更には駅弁を楽しみながらの旅が出来ますので
所要時間4時間はさほどの長さには感じませんでした。

飛行機の場合も身障者対応は万全になされておりますが、
機内のトイレは車椅子用がありません。

それに、身障者は一番最初に搭乗し、
一番最後に飛行機を降ります関係上、
飛行時間は1時間半程度ですが
機内にいる時間は2時間ほどになります。

加えて、東京にせよ広島にせよ
飛行場は都心より離れておりますので、
飛行場との往復に時間がかかりますから
列車の所要時間と左程の差がありません。

また、料金そのものも列車の方が飛行機よりも安いことです。
列車の乗車券は、身障者および介添者1名は半額となります。
特急券と座席指定券は割引無しです。

新幹線の身障者対応座席を希望される場合は
窓口でその旨申請をしますと、
身障者座席用の申込み用紙をもらえます。

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